今日は、iTunesのおすすめのスマートプレイリストの作り方を紹介します。
音楽を聴いていると懐かしいと感じることは、よくあると思います。
この感情は当時を慕わしく思うだけでなく、厭わしく思い、時には当時の体感温度さえ思い出させます。
一つ例を挙げれば、学生の夏休みの旅行中にレンタカーで流れていた曲を聴いてみてください。
何もないのに胸が高鳴り、花火の匂いがして、夜空を見上げて流れ星を探す、、、様々な思い出と共にこのような現象が引き起こされることでしょう。人によってはマイナスの感情が沸き上がるかもしれません。
このように、音楽にはその人の思い出が内包されているのです。
iTunesのスマートプレイリストを使えば、この現象を偶然の産物ではなく主体的に体験することができます。以下にその方法をご説明します。
①スマートプレイリストを作成します。
②下図のようにルールを設定します。
音楽の思い出をより感じるためには、今の「あの頃」聴いていたお気に入りの曲を選別する必要があります。
例えば、お気に入りの曲を「評価（★のレート）が★★より大きいこと」という前提条件を立てた上で、今が7月であれば1年前、2年前、3年前の5、6、7月に聴いていた曲を選別します。
5、6月の曲も含む理由としては、気に入った曲はある程度の期間聴き続けるためです。もちろん、「あの頃」は3年前より過去も含めても構いませんし、「あの頃」の範囲を3か月より多く取っても構いません。
③1か月ごとに上図の赤枠の日付（YYYY/MM/DD）のMMの部分を変更します。年を越す場合はYYYYも忘れずに。
1か月ごとに作業が必要ですが、慣れれば簡単ですし、「あの頃」を思い出すためなら惜しまない労力になるでしょう。
「あの頃」のプレイリストを作成してみたら、さっそく再生してみてください。あなたはその音楽に隠されたあなた自身の思い出に、意外な感情を持つかもしれません。
