今日は、スーパーマーケットのOKとロピアの比較をお話ししようと思います。
きっかけ
ロピアの長所は安い点です。肉は大容量パック(1キロ以上)でないとグラム単価は普通のスーパー並みですが、まとめ買いして冷凍すれば良いので問題ないです。
一方で、短所は支払い手段が現金のみの点です。しかし小売業の低い利益率を考えれば、カード会社に手数料に取られたくないのは自然な考えです。クレジットカードを使えるようにしても現金払いの用意(釣銭)はしないといけないなら、最初から現金のみにしてしまえばいいのです。クレジットカードは使えないけどその代わり安いので、個人的には問題ないです。
そんな理由でロピアユーザーなのですが、検討している新天地にOKが出店することが分かりました。新天地に引っ越す可能性を考え、OKの調査をします。
会社概要
どちらも神奈川の非上場企業です。OKは有報を提出しています。たぶん株主がいっぱいいるとかの理由で提出しているのでしょう。
次に、株主構成についてです(議決権ベース)。
OKは下図の通り。トップのオーケークリエイティブ(株)はオーナーの資産管理会社でしょうか。飯田勧氏はOKの創業者です。同族企業ですね。
ロピアは分かりませんが、公式サイトの会社概要を見る限り、(株)OICグループの100%子会社で、これも同族企業でしょう。
OICグループのグループ企業にはよくニュースで登場するアキダイもあるんですね。
比較
その他の項目を比較しました。
小売業の規模を把握するには、正社員だけでなくアルバイト等も含む従業員の数を知りたかったのですが、ロピアにデータがありませんでした。1店舗当たりの数に開きがありすぎるのですが、参考にスーパーのライフ(8194 ライフコーポレーション)を調べたら23人/店舗、8279 ヤオコーは21人/店舗だったので、OKが正社員を雇いすぎなんですね。
売上や店舗数からOKの方が規模が大きいですが、増収率や正社員数の増加率を見ると成長力が高いのはロピアのようです。
まとめ
OKとロピアは、どちらも神奈川生まれ、非上場、同族企業と共通点が多いです。OKの方が大規模ですが、成長力はロピアに軍配が上がりました。
ただ今回の調査はネットでしか行っていないので、いつかOKの実地調査をし、価格や品質を自分の目で確かめたいと思います。
参考文献