今日は、ハリッサを使ったタコライスについてお話ししようと思います。
カルディのハリッサを頂きました。
ハリッサとは、唐辛子をベースにした地中海生まれの万能調味料です。
ハリッサを使った料理は食べたことがあると思いますが、ハリッサそのものをもらったのは初めてです。
チキンラーメンに入れたら美味しそうなのですが、そもそもチキンラーメン自体、あまり好きではなく、ハリッサを試すためだけに5食も入っているセットを買うのはためらいました。
そうこうしているうちにもらってから数か月も経ってしまったある日、妻から焼きそばにハリッサ入れてみたら?との提案が。
このままだと一生使わない気がしたので、焼きそばにかけてみました。
案の定、ハリッサの味になり焼きそばの面影は無くなりましたが、それと同時にハリッサってタコライスの味じゃん!ということに気づきました。ハリッサという個性的な調味料は普通の料理の味変として使うしかないという固定観念に縛られていた私は、ハリッサそのものの味を忘れていました。これはタコライスのための調味料です。
さっそくタコライスを作りました。
▼参考にしたレシピはこちら
で、できたのがこちら。
美味すぎました。ハリッサがここぞとばかりに役目を果たしてくれました。もう店でタコライスを注文しなくてもいいですね。
ビールはテカテ。タコライスは沖縄料理ですが、本当はオリオンビールにすべきだったか?まあタコライスの元はタコスなので、メキシカンビールでも十分合います。
ところで、テカテには思い出があります。
初めての出会いは大学2年生の語学留学で行ったサンディエゴのメキシコ料理店で。先生がメキシコ料理といえばテカテと教えてくれました。サンディエゴのあるカリフォルニア州はお酒は21歳からで、私は浪人していたので飲めましたが、現役で入学した同学年の日本人は注文できませんでした。浪人していて良かった出来事の一つです。
現地補正もあり大変美味しかったです。
2回目は大学3年生のときの四谷のメキシコ料理店で。大学のゼミのOBOG会の会場下見の帰りに、OBOG会運営チームで行きました。他のゼミ生と全く合わなかったのでまじでさっさと帰りたかったのですが、逃げる口実が無かったためズルズルと入店。そのときテカテを発見し、こんな絶望の中でも幸せはあるんだなと思いグビッと飲みましたが、全然美味しくなかったです。お酒は銘柄よりもメンバーが大事だと感じた日でした。本当、つまらなかったです。
帰り、快速から各停に乗り換えるため駅に降りたとき、その駅が最寄りの先輩は元気が無い私を思ってか電車が来るまで一緒にホームに行って色々話してくれたのですが、普通に一人にしてほしかったです。仲良くないし話したくなかったので。
こういう感じで、テカテの再会は最悪なものでした。
そして、3回目のテカテの今。1回目の頃の自分と2回目の自分が今の自分を見たらどう思うでしょうか。たぶんこれが未来の自分とは信じてくれないでしょうね。それくらい私は変わったと思います。
話の内容がハリッサよりもテカテと私に割かれてしまい、つまらなかったかもしれません。