今日は、先日のブログで紹介したTKの国の投資基準(下記リンク参照)に基づいて投資した銘柄の成功例を紹介したいと思います。
目次
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)
ご存じの方も多いと思いますが、この会社は旧母体のUSENが傘下の持株会社です。店内BGM向け音楽サービスや動画配信などを展開しています。
私はロイホでバイトしていたのですが、ここの店内BGMもUSENでしたので、馴染み深い会社でした。閉店後にチャンネルA28に切り替えて流行りの洋楽を流しまくっていました。ノリノリで掃除機をかけていたら同僚にうるさい!!と怒鳴られたのもいい思い出です。
閑話休題。それでは投資基準にどう合致したのか、説明していきます。
投資基準①「好きであること」
上記のようなエピソードに加え、この会社の動画配信サービスはネットフリックスやプライムビデオといった海外巨大企業にも、FODやParaviといった国内企業にも無いもので、特に気に入っていました。
以上から「好きであること」に該当しました。
正直、「好き」のレベルはこんな感じです。
投資基準②「ある期間において割安であること」
投資を実行した22/10/19時点の予想PERは14.4倍で、これは直近3年間や1年間の平均値より低かったです。また、過去と比べて今期や来期決算が急激に悪化するとは判断できませんでした(業績悪化によるPERの上昇には当たらず)。
以上から「ある期間において割安であること」に該当しました。
投資基準③「収益性が同業他社と比べて高いこと」
この基準はクリアしているかと言うと微妙です。というのも、この会社は有線という店内BGMにおいて圧倒的なシェアを持っており、そもそも比較する会社が無いからです。
この会社の営業利益率は7%台で、ROEは20%台なので、営業利益率はそこそこ、ROEは優良という判断を感覚でしました。
以上から「収益性が同業他社と比べて高いこと」に該当しました(ということにします)。
投資結果
よって、この会社は投資基準をクリアしたので22/10/19に2,247円で投資を実行し、3ヶ月後の23/02/16に2,422円で売却しました。
買うタイミングは、資金に余裕があったり株価が下がりすぎたりしたときにしています。
12月から株価が下がり含み損になっていましたが、投資基準をクリアしている以上、売却する理由は無いので保持し続けました。
下図が買付から売却までのチャートです。
なぜ翌年の2月に売却をしたかというと、投資基準①に該当しなくなったからです。正確には、好きだけど他の会社のサービスに負けてしまっていると感じたためです。
基準に非該当となった場合、含み益なら速やかに売却します。含み損の場合は金額や今後の動向を調査した上で売却orホールドを決めると思いますが、まだそのような状況になったことが無いため、実際どうするかは分かりません。おそらく、他にホールドしている銘柄の含み益でその売却損がカバーできる場合は売却すると思います。
まとめ
今日は、TKの国の投資基準の実例を紹介しました。今も複数の銘柄に基準に沿って投資しています。これらも機会があれば紹介したいと思います。
おまけ
今回はそこそこ儲かったのですが、買付後のチャートも合わせると・・・
さらに株価は上昇しています。でも、後悔はしていません。なぜなら投資基準から外れたからです。