今日は、前回の続きをお話ししようと思います。
そんなこんなで大学生活の核心となったボルダリングは、仲間にも恵まれました。
私はあまり人と関わるのが好きではなく、一人でできることは一人でやるタイプです。ボルダリングにハマったのも個人競技だからだと思いますが、そのボルダリングを私は仲間と共に楽しんでいました。
大学生のサークルにあるあるの飲み会からのオケオールなどは一切ありませんでしたが、会室の壁のセット*1をしたり、外岩*2に行ったり、外岩で雨が降ったときは、道場破りではないですがその地域のジムに行ったりと、私にとっては幸せな大学生活を仲間とともに送ることができました。
またクラックやマルチピッチといった、経験者がいないと始められないようなクライミングもできました。
しかし、残念ながらサークルでのボルダリングは大学4年の夏休みで終わってしまいました。引退ではなく、フェードアウトしました。つまらない私の意地で簡単に大学生活の核心は壊れてしまいました。
ボルダリングで最後まで登れずに諦めることを敗退と言いますが、私はボルダリングからも人間関係の構築からも敗退しました。
残りの学生生活はボルダリングをしたくても自分の過ちを思い出すのですることはできませんでしたが、そんな私にある転機が訪れ、ボルダリングを再開しました。
転機について書くのは重過ぎるので、次回は、そのあとのことを書きたいと思います。(続く)