今日は、TKの国の国技についてお話ししようと思います。
本記事は自分語り要素が多いです。ご了承ください。
▼記事で「国技をしに行きたい」と書きましたが、入国者の皆様はTKの国の国技とは何か、疑問を持たれた方も多いと存じます。
TKの国の国技はボルダリングです。
ボルダリングとの出会い
それは山岳部に入った高校1年生の春でした。
5月の県総体の班をあみだくじで決めた後、これからボルダリングに行くグループ、後日行くグループに分かれるとなったとき、先輩があみだくじから適当に分けて行くグループになったのがはじまりです。
ボルダリングは近くの大学の体育館の壁(ボルダリングウォールのことです)を利用しており、先輩に連れられて高校から15分ほど歩いて行きました。
当時、私はボルダリングを知りませんでしたが、体育館の壁を見たとき「あれだ!」とワクワクしたことを覚えています。ボルダリングは知らなかったですが、カラフルな突起(ホールド)が壁にまぶされているのを見て、昔アスレチック広場で見たルートクライミング*1を思い出したのです。
さっそくボルダリングをしました。意外に登れるじゃんと思ったのもつかの間、あっという間にパンプアップして全く力が入らなくなってしまいました。
一緒に行ったグループの誰よりも壁に挑戦し、楽しみ、悠々とお手本を見せる先輩に憧れました。
家までの帰り道、陸橋の下り坂で自転車のブレーキを疲労で握れずに絶体絶命のピンチに陥りましたが、それすらも楽しんでいました。
翌日もボルダリング、ということはなく、次のボルダリングは2週間ほど日が開きました。筋肉痛や指の皮がむけたことよりも、私の所属していた山岳部は登山が主体でクライミングは三点支持を覚えるための手段に過ぎなかったからです。
しかし2週間で熱が冷めるはずがなく、私はますますボルダリングにのめりこんでいきました。(続く)
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