今日は、育児はいかに赤子より狂えるかが大事、ということについてお話ししようと思います。
狂いパパ
私は生後6カ月の赤ちゃんを育てていますが、イクメン、デレデレパパ、週末パパといったカテゴリーに該当しない「狂いパパ」です。
基本的に思考を赤子レベルまで落として育児をしています。もちろんおむつ替えや危険察知などは大人の思考で動いていますが、一緒に遊ぶときは自分も赤ちゃんになっています。
赤ちゃんって狂っているんですよ。何もない天井を見てニコニコしたり、タオルケットを頭から被って息苦しくなって喜んだり、床でゴロゴロしてたら急に泣いたり、「どうしてそうなる?」ということばかりします。これは狂っている以外に考えられません。
だから、私も一緒に狂っています。ときどき私の狂い具合に赤ちゃんはあんぐりフェイスになりますが、赤ちゃんが「どうした?」となるくらい発狂したら勝ちです。
赤ちゃんは自分が狂っていることに気が付いていないので、パパが反面教師として狂った姿を見せています。そうすれば、赤ちゃんも落ち着きます。
狂い育児番組
狂った育児といえば、最近育児番組も狂ったものが多い気がします。どういう発想でこんな番組ができるんだというものを見ます。
例えば冒頭の画像にもある「しなぷしゅ」。
「あべこべだ あべこべだ あべこべだ あべこべだ あべこべだ あべこべだ あべこべだ はわわ」って連呼する動画ですが、あべこべになる理由が意味不明です。
待ち合わせに遅れたけどこれからも友達でいてね、という傲慢な願いを「これからもずっとヨロレイヒ」って言ってごまかしています。
ヨロレイヒってアルプスで羊飼いとかが叫ぶやつなので、別によろしくねって意味じゃないと思います。
「東大赤ちゃんラボ」が監修しているみたいなので、東大生もなかなかに狂っていると思われます。
あとはSöpöArtPark (ソポアートパーク)。
しなぷしゅと比べたらそこまでですが、「ソポアートラボ」が狂気じみています。
「フクロウの天才双子博士のソポイーネとソポイーヨが日々かわいいを研究しています」
という機械音声から始まる動画は、全く関連のない物同士をただかわいいという理由だけで合体させ、さらにかわいくしようと企んでいます。
できあがった作品には、鬼滅の刃の玉壺のような狂気的センスが窺がえます。
さいごに
「育児は狂った者勝ち」というのが私のモットーですが、育児番組もこんな感じなので意外とスタンダードなのかもしれませんね。
育児に疲れたママパパは、一度狂ってみてはいかがでしょうか。