今日は、辣子鶏との再会についてお話ししようと思います。
辣子鶏の出会いについてはこちら
「鶏肉の唐辛子炒め」という甘い言葉に騙されて辛い思いをした私は二度と辣子鶏を頼まないと誓ったのですが、社会人になり、私は週一で辣子鶏を食べるようになりました。
大学生活最後の旅行のインドで覚えた生きている感覚を辣子鶏で再現しました。激辛料理を食べればインドのときのように死にかけて、ギリギリの生命力を感じることができるのではないかと考えたのです。
激辛料理といえば辣子鶏を思い出し、四川料理の店を調べて退勤したその足で向かったのでした。
会社終わりで飲み会をしているテーブルに挟まれ、多少の居心地の悪さを感じながら辣子鶏をライスを注文しました(税込1,317円)。
およそ1年ぶりに食べる辣子鶏はやはり辛かったです。辛味は味ではなく痛覚で、食べてはいけないという警告を示しているのですが、私は無視して無我夢中で食べ続けました。
・・・生きている。
舌が痛くて仕方なく、やめたい、楽にさせてくれ!と願う気持ちはまさにインドで体験した生きている感覚でした。
辣子鶏は私の生きがいになりました。