今日は、昨日の記事で書ききれなかったことについてお話ししようと思います。
昨日の記事
書ききれなかったことは以下の3点です。
- 保育料算定時期とは
- 収入によって金額が変わるのは保育料のみ
- そもそも3〜5歳は無条件で無償
1.保育料算定時期とは
保育料の算定はいつからいつまでの収入で決まるのか?という問いです。
答え:
A:4月分から8月分まで→前年度市民税所得割額
B:9月分から3月分まで→当年度市民税所得割額
です。
解説:
ざっくりですが、年収から市民税所得割額が計算されます。
また、年度は市民税を納める年のことなので、その前年に得た収入がいくらだったのかを見ます。
したがって、
A:4月分から8月分まで→前々年(1~12月)の収入がいくらか?
B:9月分から3月分まで→前年(同)の収入がいくらか?
と読み砕いてください。
わが子を例にすると、2024年4月に入園予定なので、
4月から8月までの保育料は2022年の収入で決まります(A)。この年は普通に働いていたので保育料は安くなりません。
一方で、9月から2025年3月までの保育料は、ほぼ一年中育休をしていた2023年の収入によります(B)。そのため保育料は安くなります(月額5,900円になるはず)。
また2025年4月から8月は2023年の収入(A)によるので、保育料は引き続き安くなります。
図解するとこうです。
▼収入と保育料の期間イメージ
▼保育料の高い・安いイメージ
2.収入によって金額が変わるのは保育料のみ
無償化の対象費用は、月額保育料のみです。
実費として徴収される費用(通園送迎費、食材料費、行事費など)は、無償化の対象外です。
ただし、食材料費のうち、副食費は年収360万円未満なら免除されます。
月額4,500円程度かかる副食費が免除されるのは嬉しいですね。
副食費とは、主食(例:パン、お米)以外のおかず、野菜、デザート、お菓子といった副食の費用のことです。
3.そもそも3〜5歳は条件無しでタダ
そのままですが、3歳児クラスから5歳児クラスの子供の月額保育料は年収がいくらだろうが無償化されています。
まとめ
昨日の記事で書ききれなかったことを書きました。
育休を取れば収入は減りますが、支出も減るということです。
調べてきて思ったのですが、育休未取得で収入1000-支出600=400が、育休で500-200=300くらいになるんじゃないかと。これはちゃんと検証してみたいですね。